MENU

ちはやふるの世界〜決まり字変化とは〜【第1巻】6

今回は27ページからの感想です!

・日本で1番は世界で一番
・海外のかるたーすごい!!
・競技かるたの「目」
・決まり字変化とは
・頭が良いとか悪いとか関係ない

などについてつらつら書きました〜。




27ページ〜

「日本で一番になったら
世界で1番ってことやろう?」

「かるたで名人になるのが おれの夢や」


出典:ちはやふる第1巻

 

 

これも新(あらた)の名言ではないでしょうか〜^^

 

最近でこそ、海外の方がB級になったり、ものすごい成長を遂げていて、
たまにテレビでも海外で競技かるたをやっている人がとりあげられたりしますよね!

海外の方でかるたをやっている方たちは、ほんっとうに耳も頭もいいんだと思います。

たぶん海外の方からすれば、日本語はただの絵のように見えていると思います。

例えば、僕からしたら、アラビア語しか書かれてない無いかるたがあって、
アラビア語の発音を聞いて取るものだと思います(違うかもしれませんが笑)

この音が聞こえたら、この絵の札を取る!みたいに

それを100組記憶することは僕には100%無理だと自信をもって言えます!苦笑

 

ずーっとやっていると言葉の意味とか日本語にも だんだん慣れてきて、
分かってくるのだと思いますが、

いっちばん最初に100枚の札渡されて、「これが聞こえたらこれを取るんだよ」っていわれても

「なにそれ?おもしろいの?」って感じではないでしょうか?笑

 

それにしても、自分の夢を語れる新はかっこいいですね〜

そりゃあね、僕も名人になりたいと思っていた時期はありましたよ。。
じゃあ今は無いのかっていうと、もちろん0ではないですが、

かなりのかるた熱を要しますね、、、。

最近は少しばかりかるたに遠のいているので、
また時期が来れば一生懸命打ち込んでみたいですね><

(時期が来ればなんて言ってたらいつまでも来ないんだろうな〜、、、)

 

29ページ

「これは上の句が、ちはやで取れる札やから
もう「ちはや」に見える。

おれの目はそうなってるんや」

そうなんです。これを何も知らない人が見たら

「か・ら・く・れ・な・い、、、」に見えると思いますが

かるたー(競技かるたをする人)は全員脳内で「ちは」という言葉が思い浮かびます。

 

このように見えているわけですね。

新は説明上「ちはや」で取れると言っていますが、
厳密には「ちは」と聞いたら、
「からくれないに」の札が取れるということです。

じゃあなんで「ち」では取れないの?っといったら

込み入った話になりますが、

「ち」から始まる札は100枚のうち3枚あって、

はやふる
ぎりきな
ぎりおきし

「ち」と詠まれた時点では、この3枚のうちのどの1枚をとればいいのかわかりません。

 

「ちぎ」と詠まれた時点で「ちは」の札ではないという判別がつきます。

さらに厄介なのが「ちは」以外の「ち」は

ちぎりきな
ちぎりおきし

「ちぎり」まで聞いても、どっちの札を取ればよいか分かりません。

次の「ちぎり」「ちぎり」まで聞いて、はじめてどちらの札かが決まるので
取れるというわけです。

 

そして今度は「ちぎり」が詠まれたとして

残っている「ち」の札は「ちは」「ちぎりお」

がありますが、

まだ2枚あるので「ち」では取れません。

 

今度は「ちぎりお」は「ちぎりき」が出ているので「ち」まで聞いたら取れるようになります。

 

これを決まり字変化と呼んでいます。

札が詠まれるたびに、どんどん決まり字(その字まで聞いたら取れるようになる字)が短くなっていきます。

そして「ちぎ」が出てはじめて

「ちはやふる」の札は「ち」で取れるようになります(3枚の「ち」のうち2枚の「ち」がもう出たので)

 

こうやって言葉で説明すると、よく自分はこんなこと自然にできてたな!って思います。笑

慣れって恐ろしいですね。

よくある質問で「頭が悪くってもできますか?」というのもいただくのですが。

「できます」と断言します。

そもそも頭が悪い人っていないと思います。

その分野に興味が持てるか持てないかだけで、

興味をもって、物事を行えば誰でも出来るようになります。

まずは語呂合わせでもなんでもして、100枚覚えたら(興味があれば覚えられます)練習するのみです。

かるたは、極論決まり字さえわかれば取れちゃいます。

A級の人でも百枚全部一字一句を暗唱できない人はごろごろいます。

「決まり字+何文字」かさえ暗記できたら競技かるたはできます。

 

今回はここまで!

かるたに関する質問などあればど〜ぞ〜

漫画を読みながらですと、このブログをより一層楽しめると思います^^


 



よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次
閉じる