- 今回は69ページからです!!
69ページ
出典:ちはやふる第1巻
メガネがなくても 札がなくても
見てるんだ–− あそこに−−
札がなくても、どこにいても練習はできます😊
横になっている時でも、電車に乗っている時でも
イメージトレーニングはできますね。
歩きながら、ぶつぶつ言いながら素振りをしていたら何か思われるかもしれませんが。。。
かるた選手にはあるあるだと思うのですが、
7試合くらいとった日の夜 寝るときに、札がぐるぐる頭の中を駆け巡って、
夢の中でもかるたをやっていて、「札を取らなきゃ!!」と素早く手を伸ばして起きることってありません??笑
なぜそんなに追われているのかはわかりませんが、「速く取らなきゃ!!」と相手下段を必死に取りに行ったあたりで目が覚めます。
汗びっしょりです・・・。
ところで、みなさんは素振り練習や払い練をどのような形で行うでしょうか?
僕が初めに教えてもらったのは、相手陣と自陣の4スミに1枚だけ置いて、
それぞれに1・2・3・4と名付けて、読手に「つゆにぬれーつつーーー 1!」というふうに読んでもらい、その札を払う練習をしました。
これがいいなぁと思うところは、払う練習もそうなのですが、勢いよく飛ばす練習ができるところだと思います。初心者のうちはなかなか、試合中に勢いよく飛ばすことができません。
初心者の子たちを試合中指導するときに、「壁まで届くくらい思いっきり払ってもいいよ」というのですが、恥ずかしそうにおさえて取るのです。
または払った感じでも、1センチくらいしか動かない弱々しい払いをします。
多分、札を払うこと自体に慣れていないのだと思います。
そのような人に1・2・3・4(練習名をこう呼んでいます。笑)をすると
だんだんと思いきり払えるようになってきます。
試合中だと、50枚も札があり、初心者だと
どこに何の札があるかわからない
周りが払っているのに、遅く払えば直すのにも時間がかかるし申し訳ない
恥ずかしい
など、色々と思うところがあるのかもしれませんが、
1・2・3・4だと、札が4枚しかないので、迷うことがなくなります。
なので払うにも抵抗がなくなります。
かつてデカルトは「困難は分割せよ」という言葉を残していますが。
できないものには、何かしらの複雑な要素が組み合わされているのです。
もし1・2・3・4でもできない・うまいかない子がいるのであれば。
1だけでもいいと思います。
「1と言われたら、この札を思い切り払ってね」
〜〜かなーー1!
〜〜かなーー1!
〜〜かなーー1!
〜〜かなーー1!
〜〜かなーー1!
と練習していいと思います。
そして徐々にふだの枚数を増やしていく。
最近、高校生を指導するようになって、いろいろなことを考えさせられます。
困難は分割して頑張っていきます。
みなさんのかるた会では、こんな素振りの仕方、払い方の練習をしているよ〜というのがあれば
教えていただければ嬉しいです!☺️☺️
それでは最後まで読んでいただきありがとうございました!
このブログをはじめて4年経ったのですが、まだ1巻さえも終わっていません・・・💦
これからは頑張って、ちょくちょく更新していきたいと思います!😊
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